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ノーベル平和賞の候補・予想


日本人・日本の候補

何と言っても日本の平和賞と言えば「憲法9条」が話題に上がります。
朝日新聞の記事によれば、ノーベル平和賞に憲法9条が3年連続でノミネートしているそうです。
しかし、これは申請が受理されただけで、「候補」になったというのは早計です。申請だけならハードルは低いと言えます。
また、安全保障をアメリカにアウトソースして、ノーベル平和賞だ!ときれいごとを言っている状態でノーベル平和賞を受賞できるとは思えません。
更に、憲法に平和主義を謳う国家は世界各国のうち150にも上ります(全体の82%)。平和主義を抱えているのは日本だけではないので、なぜ日本の平和主義がノーベル賞級なのかを説明する必要があると思います。

海外の候補

2016年、何かとニュースになっているドナルド・トランプ氏がノーベル平和賞の候補になっていると話題になりました。
また、カトリック教のフランシスコ法王もノミネートされています。主にアメリカとキューバの国交回復の橋渡しをしたことが評価されています。
米国家安全保障局(NSA)のエドワード・スノーデン氏も数年前から候補に上がっています。
最近では、ヨーロッパの移民難民問題を契機にスーザン・サランドンさんという女優がギリシャで移民支援活動を行っています。
このように、今年も海外の候補が本命となるでしょう。

分析

ノーベル平和賞は人だけではなく、団体にも授与されます。最近では欧州連合(EU)が受賞しました。
また、団体が授与するケースは少なくなく、過去に国連や国連の関係機関が5回以上も受賞しています。
パレスチナのマララ・ユスフザイさんが受賞するなど、最年少の受賞者が受賞することも珍しくありません。
こうしてみると、ノーベル平和賞は他の賞と比べてある意味「異質」です。
更にノーベル平和賞は他の賞とも比べて政治色が強いと言われています。ロビー活動も活発なので、日本や日本の団体が受賞するのは今後も難しそうです。

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