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2023年のイグノーベル賞の受賞者速報


2023年のイグノーベル賞の受賞者

座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した昭和伊南(いなん)総合病院(長野県駒ケ根市)の堀内朗医師(57)が、医学教育賞を受けました。日本人のイグノーベル賞の受賞はこれで12年連続です。

2017年のイグノーベル賞の受賞者

2017年のイグノーベル賞には、日本人らの研究チームが「生物学賞」を受賞しました。受賞したのは吉澤和徳・北海道大准教授(46)、上村佳孝・慶応大准教授(40)、海外の研究者のチームです。日本人の受賞は11年連続。雌雄が「逆転」した昆虫についての研究が評価されました。
研究チームは男女の入れ替わりを描いたヒット映画「君の名は。」を思わせるような、雌雄が「逆転」した昆虫について研究したということです。
しかも、まだまだ候補者の中には日本人の名前があるそうで、来年は日本人が12年連続で受賞することが期待できそうです。

イグノーベル賞についての解説

イグノーベル賞は、毎年新しい分野が新しく設立されたりします。2017年は「解剖学賞」「産科学賞」など、聞きなれない賞も発表されました(本家のノーベル賞には存在しないジャンルです)。
2017年は、「猫は固体であり、また液体でもありうるのか?」という疑問への流体力学を用いた研究など、まさに独特な研究成果が評価されています。
また、「『ディジュリドゥ』というオーストラリア先住民族の民族楽器を演奏することは、閉そく性睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療法になること」「ワニに触れることは、ギャンブルへの意欲に影響するか?という実験」「なぜ老人の耳は大きいのか」「コーヒーカップを運びながら後ろ向きに歩くと何が起こるのかという力学的研究」「ケアシチスイコウモリにとって餌となる人間の血液に関する報告」「チーズに嫌悪感をあらわす人の脳スキャン技術の研究」「一卵性双生児は視覚的に自らを区別できないという研究」「胎児はお腹の上で再生された電子音楽よりも膣内で再生された音楽の方に強く反応するという研究成果」という、なんともマニアックな受賞研究もありました。
2017年も、ちょっと笑える研究成果から、イグノーベル賞が選ばれたことになりました。

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