2019年のノーベル物理学賞は、海外の研究者が受賞しました。
受賞したのはJamesPeebles氏、Michel Mayor氏、Didier Queloz氏です。
系外惑星に関する研究が評価され受賞に至りました。
2018年のノーベル物理学賞は、Arthur Ashkin、GérardMourouとDonna Stricklandが受賞しました。
レーザー物理学の画期的な発明が評価されました。
光ピンセット等の光学ミクロマニピュレーションの発明について研究されている三名です。
「光ピンセット」技術、それを支えるレーザー光物理に関する研究が評価されています。
2017年のノーベル物理学賞は、LIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory:1916年にアルベルト・アインシュタインが存在を提唱した重力波の検出のための大規模な物理学実験とその施設)のチームが受賞しました。
受賞者の名前は以下の通りです。レイナー・ワイス教授(Rainer Weiss)
(1932年生まれ、マサチューセッツ工科大学)
、
バリー・バリッシュ教授(Barry C. Barish)
(1936年生まれ、カリフォルニア工科大学)、
キップ・ソーン教授(Kip S. Thone)
(1940年生まれ、カリフォルニア工科大学)
重力波についての研究が評価され、受賞に至りました。
大型のレーザー干渉計を使った重力波の初観測による天文学への貢献が評価されました。重力波はあのアインシュタインが存在を予言し、実際にその重力波を初観測されたことが大きな受賞理由です。
アインシュタインの予言が正しかったことを証明し、実際に重力波を観測したことが大きかったようです。
重力波とは重い星が加速しながら動いたときに発生する、時空を歪める波が重力波です。重力波天文学を切り開いた業績が評価されています。
LIGO(ライゴ)は長さ4kmのパイプがL字型に配置されている巨大装置で、パイプの中を走るレーザーの往復する時間を計測することで重力波の観測に成功しました。日本の研究所、KAGRA(かぐら)も観測を試みています。
2016年のノーベル物理学賞は、いずれもアメリカの研究者の、デイビッド・サウレス教授、マイケル・コスタリッツ教授、ダンカン・ホールデン教授ら三人が受賞しました。
超電導など、物質の表面で起きる特殊な状態を数学の概念「トポロジー」を利用して説明する研究が評価されました。