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ノーベル物理学賞受賞者、江崎玲於奈


江崎玲於奈氏の功績

江崎玲於奈がノーベル賞を受賞したのは、1973年の「エサキダイオード」などの一連の研究についてでした。

「エサキダイオード」の発見は、江崎がソニー(当時は東京通信工業)にいた1950年代です。

会社が新型トランジスタを開発する上で、「コブ現象」という問題が見つかったため、
江崎がこの「コブ現象」を調査して問題を解決し、商品の販売に結びつけたわけです。

ですが、江崎の凄いところは単に商品としての問題を解決しただけではなく、その原因を徹底的に問い詰めたことです。
コブ現象は量子力学の不確定性原理が原因で起きることを見破ったのです。

量子力学というのは、原子よりも小さな世界のことです。
この量子の世界では、私達の常識も従来の物理法則も通用しません。

日常世界のボールを投げたように一定の条件さえ揃えばいつも同じ動きをするのとは違い、
量子の世界の粒子(または波)は、どこに動くかわかりません。
確率的にこの位置に動いていそうだ、この位置には多分移動していないだろう、ということまでしかわからないのです。

量子力学の世界では、「トンネル効果」という不思議な現象が起こることが以前から理論的に予言されていました。
「トンネル効果」をわかりやすく言うと、粒子(もしくは波)が幽霊のように壁をすり抜けてしまうような現象です。

この不可思議な量子世界での「固体でのトンネル効果」を初めて実証したのが江崎だったのです。

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