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スーパーカミオカンデとノーベル賞


スーパーカミオカンデって?

スーパーカミオカンデとは、岐阜県飛騨市神岡町旧神岡鉱山内に設置された、東京大学宇宙線研究所が運用する世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置です。
名前の通り、神岡町にあることで世界的にも有名です。
カミオカという発音が難しいからか、外国ではSuper-Kと表記されることもあります。
1996年まではカミオカンデが稼働していましたが、スーパーカミオカンデの登場によりその役割が終わりました。

スーパーカミオカンデとノーベル賞

カミオカンデはニュートリノの性質の研究を行っています。ニュートリノ宇宙物理学の検証などにも使われています。
小柴昌俊東京大学名誉教授は前身のカミオカンデを使った研究によってノーベル賞を受賞しました。
最近ではニュートリノ振動に関する業績によって梶田隆章が2015年度のノーベル物理学賞を受賞しています。
このようにノーベル物理学賞を輩出するまさに日本のお家芸の観測装置がスーパーカミオカンデなのです。

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