ノーベル賞の受賞者のうち、アジア人は最近こそ多かったものの、創設当時はやはりヨーロッパ・アメリカの受賞者が多かったと言えます。
それでは、アジア人で初めて受賞した人は誰なのでしょうか。日本人でしょうか。
日本人初のノーベル賞受賞と言うと、ノーベル物理学賞を受賞した「湯川秀樹」さんが有名です。しかし、彼はアジア人初ではありませんでした。
アジア人初は、ノーベル文学賞を受賞したインド人の「ラビンドラナート・タゴール」さんです。二番目もインド人の「チャンドラセカール・ラマン」さんで、湯川さんはアジア人で三番目でした。
中国には、平和賞1人、文学賞1人、生理学・医学賞1人居て、特に2015年では初めて自然科学系の受賞者が出ました。
韓国は平和賞が一人、インド人は平和賞2人、文学賞1人、経済学賞2人、物理学賞1人となっています。
日本人は23人以上いますので、アジアに占める日本の研究者、活動家の凄さがわかります。
このように、ノーベル賞受賞者はアジアでも少なくありません。