ノーベル賞の受賞者に迫ったルポとしては読売新聞編集局、中公新書『ノーベル賞10人の日本人』がおすすめです。
文字通りノーベル賞を受賞した10人の比較やその生涯、そして10人の中に関わり合いのあった人物についてはそれぞれについて書かれています。
ノーベル賞受賞者について詳しく知りたい場合はこれが一番お勧めです。
雑学が知りたい、ノーベル賞の豆知識が知りたい!と言う場合はヤマハミュージックメディア『ノーベル賞おもしろ雑学事典』です。
こちらはノーベル賞そのものについての記述が多く、また雑学についてもたくさん載っているのでお勧めです。
雑学や知識ではなく、ノーベル賞を取りたい人が読むという本はあるのでしょうか。
これは残念ながらありません。というのも、ノーベル賞は基礎科学に対して贈られる賞だからです。
一般人向けにわかりやすく、「これをやればノーベル賞だ!」といった解説書のようなものはないのです。ノーベル賞の道険し、ですね。
しかし、昔から言われているように「カゼを治す薬」を開発すれば間違いなくノーベル賞級ですし、そうした研究についての本はあります。
また、ノーベル賞は基礎科学です。発明のような応用分野よりも、基礎分野に重きが置かれています。エジソンが受賞できなかったのもそれが遠因です。ノーベル賞を受賞したい人は、基礎科学について学んでみてはいかがでしょうか。