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日本初ノーベル賞って誰?


ノーベル賞の権威

日本人はノーベル賞が大好き。世界的にも有名な賞で、受賞者の発表は世界各国が注目するイベントです。
その権威は世界で最も大きな受賞金額に象徴されています。日本円にするとおよそ1億5000万円です。
また豪華絢爛な授賞式、盛大なスピーチ、大きな会場・・・これらの演出がノーベル賞の権威を最大限に高めてくれています。
日本初の受賞は1949年。当時、日本は戦後の焼野原が残る復興期でした。
そういうこともあってこの年のノーベル賞の受賞は、日本人にとって夢と希望になりました。

日本初ノーベル賞は誰?

その人物こそ、1949年にノーベル物理学賞を受賞した「湯川秀樹」さんでした。
当時はノーベル賞についてあまり認知はありませんでしたが、彼の受賞によってノーベル賞は日本国内で瞬く間に有名になりました。
「陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる中間子の存在」を予言し、見事その存在が証明されたことが受賞理由でした。
京都府京都市出身で、京都大学の教授でもありました。彼の功績によって、京都大学=ノーベル賞に強いという印象が強まります。
日本人初のノーベル賞ということで日本国内は大いに盛り上がります。戦後の復興のモチベーションに一役買ったと言えそうです。

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