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ノーベル賞とノルウェーの関係


ノーベル賞とノルウェーの関係

ノーベル賞とノルウェーには密接な関係があります。それを説明するには、創始者であるアルフレッド・ノーベルについて説明しなければなりません。
故アルフレッド・ノーベルはダイナマイトや弾薬を発明した発明家でした。ノーベルが開発した火薬技術は軍事産業が産業の中心だった当時のスウェーデンから、彼に圧倒的な富をもたらしました。
晩年、ノーベルは死の商人として批判されることが多くなりました。そのことで、彼は常に悩んでいたと言います。
そしてノーベルは遺書を書きます。自分の持っているこの巨万の富を、どうか世界平和に役立ててほしい。
化学や平和など、世界に役に立った研究や発見をもたらした人に、ノーベルと名の付く賞を与えよ・・・こうしてできたのがノーベル賞です。

ノーベル平和賞はノルウェーが選ぶ

さて、こうして世界平和を願っていたノーベルですが、ノーベル平和賞の選考だけは、なぜかノルウェーの選考委員が選ぶように、と遺言を残していました。
理由は諸説ありますが、ノーベルは当時、ノルウェーとスウェーデンの独立闘争に想いを馳せていたと言います。
当時、ノルウェーはスウェーデンからの独立を成していました。しかし、平和的解決ではなく、両国には緊張が高まっていました。
こうした中でスウェーデン人が平和賞を選考しても中立な議論ができるはずもないとノーベルは考えたようです。また、ノーベル平和賞がノルウェーとスウェーデンの和平の一つのきっかけにもなればいいと考えたようです。
現在もノーベル平和賞だけはノルウェーの首都、オスロで開かれています。ノーベル賞というとスウェーデンのもの、と考える人も多いと思いますが、平和賞だけはノルウェーと密接なかかわりがあるのです。

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