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ノーベル賞の資金はどこから出ているの?


ノーベル賞の資金はどこから出ているの?

ノーベル賞の賞金。総額、なんと一千万スウェーデンクローナ。日本円にすると1億5000万円にもなります。
これだけの金額ですから、財源が気になってしまうのも仕方がありません。果たして、この資金はどこからきているのか?
ノーベル賞には大きく二つの組織があります。一つは選考委員会と、ノーベル財団です。選考委員会は文字通りノーベル賞の候補者を専攻する機関で、ノーベル財団が賞金を拠出しています。
ノーベル財団と委員会は全く独立しており、お互いに干渉することは無いということです。
ノーベル財団が毎年一千万スウェーデンクローナを拠出し続けていることになります。しかし、その財源は一体?

寄付と財テク

結論から言うと、寄付と財テクによる資金が源泉です。
まず、寄付から。ノーベル財団は寄付を受付けていますが、私人に限っていて、公的機関からの寄付は一切受け付けていません。
私人の寄付も、「ひも付き」ではないかどうかが慎重に検討されているとのことです。
財テクの方は、巨額の資金があります。この原資は、創始者アルフレッド・ノーベルがダイナマイトの発明で得た巨万の富です。
この富を、株や債券、実物資産などに投資し、その運用益をノーベル賞の賞金にしているそうです。

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