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ノーベル賞の選考基準はどうなってるの?


選考基準の厳格さ

ノーベル賞の選考基準は極めて厳格です。間違った研究に賞を与えたり、基準が緩かったりするとノーベル賞と言う賞に傷がついてしまいます。
実は、ノーベル賞の選考委員は「ノーベル賞の権威が落ちること」をとても心配しています。
ですから、選考基準は厳格にならざるを得ません。世界で一番の栄誉とされるその権威を崩さないためにも、選考基準は極めて厳格なのです。
まず、選考に当たっては世界各国から他薦にて推薦を募ります。自薦はできません。まず候補者を100人規模に絞り、その中から一桁台に絞っていくという作業になるそうです。
一桁台になると議論は紛糾するようです。ロビー活動も活発になるので、最後に決まるまで白熱した議論が繰り広げられるそうです。

ノーベル賞の選考基準は?

さて、気になる基準ですが、「引用の多さ」が一つの選考基準だと言われています。
「言われています」というのは、ノーベル財団は選考基準を一切公開していないので、そういわれていると言わざるを得ないのです。
しかし、当然優れた業績なら引用されるものですし、引用されれば実績のアピールにも繋がります。
何でもかんでも引用されればよいというものではありませんが、やはり引用されることが多い論文を発表するような人に、お株が回ってくるようです。
具体的な選考基準は闇の中ですが、世界中の人々から引用されるような論文や実績を残すこと。これがノーベル賞を受賞するためには必要のようです。

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